実名の日米差って、文化的な背景もあるんじゃないのかな。

 ペンネームを15年近く使っていて、おそらく実名よりペンネームのほうが広く知られているという場合はどうなんでしょうね?

だから、名声を受け取りたかったら実名を晒すしかないのである。もちろんペンネーム(あるいは「コテハン」を使う事もできるが、この場合、名声はそのペンネームに帰属し、その人の「実名世界」には帰属しないので、せっかく「振り込まれた」名声も実名世界で「援用」することは出来ない。
実名は振込口座?それとも振替口座?
 少なくとも日本ではペンネームに「振り込まれた」名声をペンネームのまま「援用」することができます。
 援用できないのは
実は、「受け取る」ところまでは匿名でも可能ではある。やり方は2chを見ればよい。
――という「無名」の人であって、ペンネームの人ではありません。
 このあたりは混同されがちなんだけど、「名付けられている(実名、ペンネーム)=有名」と「名付けられていない=無名」はきちんと分けて考えるべきでしょう。「有名」と「無名」の対立については『美しい日本の掲示板』が詳しいです。

 また、
アメリカは実名Blogが多く、日本は匿名(ペンネーム)Blogが多いというのもよく言われていることだが、それとも関連するのかもしれない。
My Life Between Silicon Valley and Japan - Blog論2005年バージョン(2)
という指摘については、前にも書いたように日本人は場所に応じて名前を使い分ける文化をもっている、ということに過ぎないと思うんですよ。
 年齢に応じて名前を変えるのが当たり前だったり、あるいは代々受け継いでいる名前を「襲名」したりするわけじゃないですか。それと同じ感覚で「ネットではこの名前」という風にしてる人も多いんじゃないでしょうか。


 ちなみに僕の場合「プログラムに関して何か書くときは実名のほうがお得かもしれない」と思いましたが(メーリングリストは実名でやってますから、実名を出すことそのものに抵抗はないです)、結局切り替えるのが面倒でネット上では同じペンネームを使い続けています。

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  • 芸名口座

    Excerpt: だから、問題はそのペンネームの名声を実名、あるいは別のペンネームで援用できるかどうかということ。 実名の日米差って、文化的な背景もあるんじゃないのかな。 浅倉卓司のログ/ウェブリブログ少なくとも日本.. Weblog: 404 Blog Not Found racked: 2006-03-11 10:32