「イジメ」は「コストが低い娯楽」という仮説

 「イジメを減らすにはイジメられっ子側を特訓すべきではないか」に書かれていることは「イジメられている時の対処」としては申し分ないと思いつつ、それではイジメは減らないような気もするのです。

 おそらく「イジメ」というのはコストの低い娯楽――娯楽というのに語弊があるならストレス発散――なんじゃないかと思うんですよ。
 だとしたらイジメを減らすには
  1. イジメに必要なコストを上げる
  2. イジメよりコストの低い娯楽を提供する
っていうのが効果的なんじゃないのかな、と。

 この点で「イジメに対抗する」っていうのは「コストを上げる」ってことなので効果があると思いますが、イジメの対象が変わるだけでイジメの総量は変わらない可能性もある気もするんですよね。
 であれば子供に「イジメよりコストの低い娯楽を提供する」のがいいんじゃないのかな、と思うんですよ。少なくともその娯楽で楽しんでいる間はイジメが減るでしょう。

 「学校は遊び場じゃない」という主張が多そうなので受け入れられる可能性は低いような気もしますけどね。残念ながら。



 もしかすると「娯楽がない」のは学校だけじゃなくて家庭でもなのかもしれませんけれど。
 だとすると不幸なことだよね……。



追記

 子供に無理に頑張らせているのが良くないという記事(読むには登録が必要かも)がありました。僕もそう思います。
 親が子供を必要以上に頑張らせるから、イジメられた時に親に相談できないという面は大きそうです(イジメ報道で「気付かなかった」という親が多いことをみてもそう思います)。

 同様に、学校(教育現場)でイジメが存在することを責めないようにすることが肝要だと思うんですけどね。責められるから隠すんだし、隠れていたら対策できないんですから。
 そもそもイジメが全くないってのはあり得ないので、「イジメは遍在する」という前提でなきゃいけないと思う。そしてイジメが判明したとき「このケースはどうやって対応しようか」って対策を考えるべきでしょう。

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