ネットはどのくらい「恐い」のか

 「ネットは恐いトコロだ」という風説をしばしば見かけるのだけれど、かれこれ13年くらいネットでごろごろしてて「恐い」と思ったことはない。なんというか、子供の頃「ゲームセンターは恐いところだ」と先生に説教されたけど何が恐いのかさっぱり理解できなかった、というのに似ている。

 一説には「罵詈雑言が並んでる」のが恐い原因らしい。
 ふーん。それなら日常で悪口や愚痴を言ったり聞いたりすることが無いわけで、それは幸せなことだ。でも僕は日常で悪口や愚痴を言ったり聞いたりしているし、ネットで書かれていることは所詮はその程度のことだ。

 まあでも確かに日常では本人に向かって悪口や愚痴は普通は言わないのかもしれない。僕は言うけど。
 でもそれはネットでも同じで、本人に直接悪口や愚痴を言う人は少数派だと思う。もっともネットで「じゃあ君は面と向かって同じことを言うのかね?」と聞かれたことがあるので、ネットだと面と向かっては言えないことを言ってる人も多いのかもしれないけれど。
(僕は面と向かってない分は気を使ってる――つもりだ。面と向かっている時のほうが口は悪い。たぶん)

 というか、そもそも自分の悪口を見つけるのはよほどの有名人でもない限りは滅多にないだろし、まあ見つけたらそれは交通事故みたいなもんだ。
 これだけ車が沢山走っていても「恐い」と思わないのなら、それはおそらく慣れでしかないだろうから、ネットも慣れてしまえば「恐い」なんて思わなくなるだろう。

 自分の好きなモノが貶されていて気分が悪くなることは、自分の悪口を見つけるよりは多いかもしれない。
 ……あ、ひょっとして、自分の好きなモノが貶されるのが恐いのか。「酷評なんかするな!」とか言ってる人もいるしなぁ。

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